文章と画像、どちらを優先するか

どういう風に使用するかで

プリンターの購入目的でどのメーカーの、どの種類のものにするか、そうした判断基準でプリンターを選別していきます。一般的な購入傾向を見ると、プリンターを購入する理由を考えると一番多いのは『写真印刷』が主流ではないだろうか。文書を印刷する目的でプリンターを購入する、というのも確かに有りですがその機会がどれほどあるかで文字印刷が優れているかは、人によりけりだ。筆者個人として、仕事柄どうしてもレーザープリンターを購入しなければならず、それこそ画像を印刷する機会など年に数回あれば良いレベルだった。文字印刷を特に重視する人は、画像印刷に特化したものではなく、文字印刷にも優れているものを見つける必要があります。

ですが意外と店頭の商品でそこまでの違いを見極めるのは難しい。ただ勧められて購入したけど、本当は在庫処分をしたかっただけなのではないか、なんて思うところもあるかもしれません。そこまでの意図は流石に推し量れませんが、店員さんとしても売上を出すという意味では本音と建前の使い分けはしていてもおかしくないはず。

そんな部分まで踏まえて考えると、印刷する物が文書と画像、どちらが多いかを考えるのも非常に大切だ。

結構違ってきます

文書と写真、どちらも等分に使用する事になるだろうという人はやはりどちらにも優れた物を購入する必要があります。ですがこうした言葉を述べても、そこまで違いは出てくるのかと疑問に感じる人が出てくるのはしょうがないことだ。ですが同じメーカーから販売されているもの、競合他社から販売されているものをそれぞれ比較してみると、文書での違いが顕著になるケースは実際にあります。これは実際に発売されているモデルを比較したものになりますが、EPSONの『EP-805A』とCANONの『MG6330』、それぞれモノクロ印刷をした結果で大分文字印刷の得意不得意が出てきたのだ。

EP-805A

文字色の黒がややくすみ、輪郭も滲んでボテッとしている

MG-6330

文字色の黒が濃くはっきりとして、輪郭もシャープな印象なので、全体的にすっきりとしている

実際に同じものを印刷して分かった違いになりますが、これは前者が画像印刷を得意とし、後者は画像は勿論文書印刷にも優れていることを見せている。

文書と言っても様々だ、何もビジネス面での使用ではなくとも、大学のレポートだったり、あるいはオンライン上の文章を印刷したいという時に活用する事にもなります。そういう機会が多ければ多いほど、画像印刷に特化したものになってしまうとあまり見た目的によろしくない印象をもたらしてしまいます。大事な書類を印刷する、もしかしたらそういう状況になるかもしれないなら、バランス的にもどちらともに安定した仕上がりを見せてくれるプリンターを購入するよう、探してみると良いかもしれません。

どうすれば見つけやすくなるか

そして一番肝心なことを訪ねてくる人もいる、店頭で販売している商品の中からどうやって選べば良いかという点だ。これはもう1つしかない、店員さんと話して実際に印刷できるかどうかを尋ねることだけだ。ディスプレイで陳列されているものならある程度融通は効くので、タイミングをみて依頼してみると良い。

実際に印刷したものを見なければ良し悪しは判断できないので、良い買い物をしたいと考えているなら直接交渉して印刷してもらえるかどうかを聞いてみると良い。尋ねない事には何も始まりませんから、買い物をする際には商品の種類を口頭説明だけで納得するのではなく、直に使用してから判断したいところだ。

注意点として

店頭でのプリント結果も確認して購入し、これからはスマホなどでダウンロードした画像もドンドン印刷していこうと思っている人もいるでしょう。ですがその際に一つだけ注意事項があります。確かにダイレクトに印刷した写真なら、仕上がりには文句の付け所がないくらいの鮮明さが際立ちます。ですがダイレクト印刷の結果には必ずしもプリンター本体の性能がフル稼働しているわけではなく、パソコンなどからの補佐があってこその仕上がりなのです。

そのためプリンター単体で行う印刷となると、若干色映りなどが見劣りしやすくなってしまうという欠点もあるので、スマホなどの画像をWi-Fiで送信・印刷すればPCなどとの画像と変わらない仕上がりになるわけではないのです。そこまでのことを調べられるかどうかは少し微妙なところですが、そこまではしていないと断れる可能性のほうが大きいかもしれません。

その場合はある程度の劣化は納得してから購入を検討しよう。